みんなの道具|画材|水彩紙|画版|スケッチ|水彩画|日曜画家協会

みんなの道具|画材|水彩紙|画版|スケッチ|水彩画

会員のみなさんが使っている画材、いろいろ工夫されている道具など、知りたいな、ご紹介したいな、コーナーです。これから絵を趣味にしたい!という初心者の方にもわかりやすくご紹介できればと思います。

ページを更新しました。日陰のないところでのスケッチはつらいですね。先日の島上岸壁のスケッチもスケッチポイントは多くありましたが日陰がなかったんです。そんな中、傘付イーゼルでスケッチをされている会員さんがいらっしゃいましたので取材させていただきました。また、和田健アドバイザーに油性のダーマトグラフのスケッチを取材させていただきました。(写生会部:Yuri Masuda 2024.10.18)

画材の購入

日曜画家協会のみなさんがよく利用されている画材屋さんをご紹介します

株式会社笹部洋画材料店

とっても安くなっている商品があり魅力です。通販サイトもあります。

所在地:〒542-0077 大阪市中央区道頓堀一丁目東5-24
(地下鉄日本橋駅6番出口より北へ徒歩2分 橋の手前の道右へ)

カワチ画材

商品陳列がとっても見やすく商品を探しやすいです。通販サイトもあります。

KAWACHI阪急三番街店
所在地: 〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田1丁目1−3
KAWACHI 心斎橋店
所在地: 〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目18−24 クロスシティ心斎橋 2F
KAWACHI あべのHoop店
所在地: 〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目2−30

日曜画家協会の会員になると、カワチ画材さん全店対象で特典があります。スマホのアプリ利用で、10倍ポイント付与が受けれます。スマホを持参し日曜画家協会の名札を提示すれば、店員の方がアプリの設定の手助けをしてくれます。

紙と画版

紙のサイズ・水彩紙

屋外スケッチでは、スケッチブックの大きさは運びやすいF6(410 × 318)、F8(455 × 380)ぐらいがおすすめです。用紙は、ミューズ ワトソン/WATSON、モンバルキャンソン/Canson、ファブリアーノ/FABRIANO 、アルシュ/Archesなどがあります。

水彩紙はいろいろあるので、お気に入りを見つけてください、といっても初心者には難しいですよね。私も最初のころ、何を買って良いかわからず、中條アドバイザーに【モンバル F6 300g/m2 キャンソン】を教えていただきました。色を塗るのを失敗しても消すことができ、水に強く描画後も波打ちが少ないのでおすすめとのことでした。初心者なので、高価な紙はもったいないのでは、と思いましたが、修正ができる、という点がとっても良くて使っています。大きな木を描いてから、全部消して描き直したこともあります。水彩画でも消せるんだと消した本人もびっくりしました。私は水張りはしないので、表も裏も描いて、意外に経済的です。スケッチブックのF6は楽天市場のお店で15枚4,000円(送料込)で購入しました。最近、笹部画材さんに行く機会があり、【超特価】モンバル20枚入りF6 1627円!をゲットしました。(2024.2.25 記事:会員Y.M)

キャンバスのサイズ

・S=Square  一番安定性が感じられる比率
・F=Figure 【人物】を描くのに最適な比率
・P=Paysage【風景】を描くのに最適な比率
・M=Marine 【海景】を描くのに最適な比率

画版:プラスチック段ボール(プラダン)で画版を作ってみよう

画版の作り方:F6(410 × 318)サイズの場合

スケッチブックは重いので、スケッチのときに、使う紙だけ持ち歩ける軽い画板を作ってみましょう。画版はホームセンターなどで販売されているプラスチック段ボール(プラダン)を使って作ります。手作りのプラダン画版の良いところは「軽量」「安い」「好きな大きさで作れる」です。少し大きいだけで、イーゼルに固定できない、袋に入らないなど困ることがあるので、大きさを調整できるのは便利です。簡単に作れます!

  1. 45cm×90cmのプラスチックボードを半分にカッターナイフなどで切断します
  2. 図を参考に、プラスチックボードの筋目の縦向きに注意して、1辺だけ長さを38cmにします。1辺は45cmのままでOKです
  3. プラスチックボードの筋目の縦向きを交互に合わせることによって頑丈になりボードの反りを軽減できます
  4. 写真を参考に3辺を布ガムテープでとめます。1辺を開けておくと、予備の画用紙を入れることができます
  5. 絵を描く用紙はマスキングテープでとめてます。幅の広いテープのほうがしっかりとめることができ、用紙の波うちを防げます

屋外スケッチ、パレットや筆を使いやすく:編

中條健史アドバイザーの道具

イーゼルにお手製の鉄製の台を付けています。磁石がポイント。パレットが鉄製なので、磁石で落下防止です。中條アドバイザーが”秘密兵器”と教えてくれた長さを短くした平筆も写ってます。修正したい部分を消したり、全体に色を馴染ませたり、面積の広い背景を塗ったり、絵具を掻き取って光っている部分を表現したりといろんな使い方ができます。安価なデザイン筆の筆先をハサミなどでカットして作っているそうです。

会員のみなさんの道具:その1

ワイヤーネットとショッピングカートを組み合わせて、イーゼル代わりに絵をを置いたり、手前にパレットや筆が置けます。絵を水平に置いて描けるのもgoodです!

会員のみなさんの道具:その2

バーベキューなどに使う金網を折り曲げて作成。シンプルなのがgoodです!

会員のみなさんの道具:その3

木でお友達に作って頂いたそうです。少し重いけど、しっかり安定しているのがgoodです!

会員のみなさんの道具:その4

座面付きショッピングカートの座面にパレットや水入れを置いて使用してます。よくみなさんから「どこのメーカー?」って聞かれます、スワニー SWANY 30930 座面付きショピングカートです。立って描く場合はもう少し高さがあったほうが使いやすいので、持ち手のところにパソコンバッグ(車のハンドルに引っ掛けて使えるようになっていて、パソコン置いたりするそうです、送料込みで1600円ぐらいで購入しました)を引っ掛けて利用してますが、パソコンバック自体が少し重いのでもう少し改良できないか考え中です。

会員のみなさんの道具:その5

みなさんのアイデアを参考に作ってみました。金網とL字金具、ネジはコーナンで購入、滑り止めシートはニトリで購入しました。筆が落ちないよう滑り止めの両端を丸めて結束バンドで金網にとめてます。イーゼルはホルベインの野外用イーゼル ニューシルバーイーゼル No.74です。画布受けのための引っ掛ける突起がもともとついていて、それを利用して引っ掛けています。

会員のみなさんの道具:その6

パラソル付きイーゼルを発見!!すごい!!うらやましい!!!

日差しが厳しい夏や秋、屋外スケッチで日陰がない場所があります。日傘は持っているけど、スケッチしながら日傘をさすのは難しいと思っていたら、イーゼルに傘を設置している会員さんを見つけました。お話を伺ったら工作が得意で自作されたそうです。カメラの部品を利用しているとのことでした。筆や水洗を置く台も機能的で充実していますね。傘があれば雨が降りそうなときも安心ですね、素晴らしい!

絵を描く道具:編

和田健アドバイザーの道具:ダーマトグラフ

和田健アドバイザーは油性のダーマトグラフでスケッチをして、その上に水彩で着色するそうです。そうするととてもニュアンスがある絵が描けると教えてくださいました。下の船の絵の海を水彩で着色して見せてくださいました。ダーマトグラフで描いたスケッチ画にさっと水彩を塗っただけでも海面の複雑な陰影、表情が表現できます。

ダーマトグラフは、軸が紙でできていて、鉛筆削りがなくても芯を繰り出すことができます。油性タイプと水性タイプがあり、12色あります。ダーマトグラフの油性の白は、水をはじくので着色前に白にしたいところに予め塗ってマスキングのように使う方法もあります。

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