エアコンの効いた日画事務所で講習会が開催された。サイズ4号。テーマは太陽、画材は自由にということで、下地をあらかじめ作ってきた人、写真を持参した人もあり、アクリル、透明水彩、パステルなどでスタートした。説明でなく見る人に想像させることが大切、出来上がりを急がない、水で薄めた色よりチュウブから出した色が一番美しい、などと途中講師のアドバイスもあり、印象派のような太陽、アフリカの夕陽、虹と太陽、太陽系の衛星やロケットまで登場する絵など楽しい絵が並んだ。 午後は講師のワークショップがあった。香久山あたりの風景写真をもとに、構図は広がりが描きたいのであれば横、距離感を出したいのであれば縦が良いとのこと。いきなり赤と青のアクリルで下塗りし乾かした後に、チュウブから出してパレット上で混色した絵具を薄めず着色、塗っては乾かしを繰り返し、明暗や形が表現されていく。白や黒の絵の具も大活躍。大小のストロークの筆さばきが見事、スプレーで水分を与えてドライバーでひっかくなど、意外な道具も登場しマチエールが作られ、山すその民家の前に刈り取った田が広がる風景が出来上がった。 水彩画の可能性が広がった思い。受講者の皆さんの絵が今後どう変化するか楽しみだ。なかなか制作途中を公開する画家はいない中、惜しげもなくノウハウを披露していただいた講師に感謝です。